舞浜5:58−−飯能駅−− 9:00 名郷 9:15 〜 10:25 天狗岩 〜 11:00 前武川岳 〜 11:10 武川岳山頂（1052m）昼食 11:50 〜 13:20 二子山 〜 13:50 源流 〜 14:25 芦ヶ久保駅 −−

舞浜

歩行時間 ：   4時間30分（含む小休止） 行動時間    5時間10分

武川岳山頂広場

ひざの調子が今ひとつすっきりしない。前から考えていた今回のコースで様子を見ることにした。ガイドブックには奥武蔵では第一級の縦走路で自然林と展望に恵まれている、時間は5時間半･･･とあった。

飯能からバスで１時間、終点の名郷で降りる。リュックをしょった乗客は２人だけ、その方は別の方向へ、自分一人で静かに歩き出す。集落の中の林道をショートカットしながら杉林の中を登っていく。

なかなかの急登が続き小１地時間でやっと稜線に出る。水分補給でひと息入れ休憩を取る。平坦になった尾根筋をいくと、天狗岩という大きな岩のゴロゴロした場所に着く。高さにして30ｍくらいか、大きな岩の間を登っていく。登りつめたところで片方だけ展望が開けてくる。また植林と自然林の尾根筋を少しづつ登り詰めると前武川岳に着く。前方には武川岳のこんもりした山頂が見える。

鞍部に下り、登り返すと武川岳山頂（1052ｍ）だ。頂上は広々として明るく気持ちのよい広場である。周囲の山々が見渡せるが、どれが何山かはわからない。今日はここで初めて他の登山者と会う。挨拶としばし山談義をしながら昼食をとる。

ここから縦走路を北に二子山へ向かう。ひと下りして登りかえして蔦岩山、さらに焼山の小さなピークに着く。右手に武甲山の砕石の後が頂上まで達して痛々しい感じがする。焼山から急坂を下り、いくつかの小さなコブを上下しながら縦走路を行く。

二子山は雄岳と雌岳の双耳峰で鞍部からは見上げるように立っている。それでも樹林の中をあっという間に雄岳に着いた。狭い小さな山頂からは両神山や北秩父の山々が見渡せる。雌岳は展望は何もなく、ここで下山路は左が浅間神社を経る道と、右が兵野沢へ下るルートに分かれる。どちらも時間的には大差がないようだ。右の沢筋を下ることにする。雌岳からは急坂が続き所々ロープも張ってある。一段落して緩い尾根を行くと兵野沢の源流地帯に出る。いくつかの沢を合わせてどんどん下るとあっという間に西武線の線路が見え、芦ヶ久保駅にたどり着く。

それほど急な下りが続いたわけでもなく、ストックを使用したこともあり、心配したひざは何もなく歩くことが出来た。

新緑が美しい	天狗岩の取り付き	天狗岩

武川岳より東を見る	焼山	二子山・雌岳